
北斎八十八歳の時に描いた“雷神”・・・

その体は赤く、太鼓を鳴らし大空ぶ雷電を発する。
稲妻が走り、雷神の不敵な笑みを浮かべた面構えと
その躍動感には、思わず見入ってしまいますよ。


雷神は、風神とともに仏画はもちろんのこと、
あらゆる画派の絵師によって描かれた題材です。
俵屋宗達や尾形光琳の風神雷神屏風絵なども有名ですね。


風神や雷神は、農耕にはかかせない神で、
特に雷神は、稲の結実にかかせない
稲妻を光らせる神とされていました。
雷雲は雨をもたらし、その雨雲の去来は風神の仕事です。
人間は、自然の前には無力です。
抗うことはできません。
自然の災い・・・台風や雷を恐れています。・・・

地震・雷・火事・おやじ(笑)とは、怖いものの代表選手です。
雨期にもかかわらず、何ヶ月も日照りが続いた時、
遠くから雷鳴とともに黒雲が現われると、
生き物にとっては、ありがたい水を
もたらしてくれる善神の姿なのです。
まさに地獄で仏です。
畏怖と渇望と恵みを運ぶ風神雷神は、
水不足で困っている多くの民を救ってきたんですね。


今回は、EVISUのキャンバス地の
カーキのパンツに手描きしました。
黒くなっているとこは、ペイントではなくスェードです。


けっこうレアなモデルですね。
ブルー・ジーンズに描くことが多いのですが、
何にでも描けるということわかってもらうために、
今回はあえてこのパンツに描いたんですが・・・・
言わないとわからないのでね(笑)














