よりやんせ はいりゃんせ 京都祇園 どっと・ていらー
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  • 2011.04.19 Tuesday
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手描き? ウェスタン・ブーツの色染め


 ウェスタン・ブーツが、はきたくなり探して始めて、

 かれこれ2年くらいになるかな。

 けっこうネットや店で探すけど、コレっちゅうのに出会わない。
 

 一度、ネットの古着屋で見つけたことがあった。

 サイズ26センチでピッタシ。

 探し求めていた「ブルースェード・・・」

 買ったけども、履いてみたら全く足が入らない。

 普通の足やぞ・・こらぁ〜・・泣く泣くすぐ返品。・・ゴメンチャイ!

 
 そもそも古着屋での出会いを待つという魂胆なので

 手に入る確率は低すぎる。

 ♪待つわ♪いつまでも待つわ♪・・・アミンの心境(笑)

 
 ネットで再度発見・・・26センチのウェスタン・ブーツ。

 新品じゃん!お〜値段8,190円・・安いじゃん!・・・




 でもこれがちょと中途半端な茶色なんだよね。・・・

 茶色は全然いらんなぁ〜と思って10日ほど経っても売れていない。

 そうかやっぱり誰も手出さへんかぁ〜。


 気になるから、毎日ネットで見ても売れそうな気配がない。

 そのうちに、なんか、この茶色のウェスタン・ブーツが

 悲しそうな顔して、こっちを見てるような気がしてきた。


 

 「うッ!・・情が移ってしまっている!」・・・

 でもなぁ〜養子にくる以上は、条件があるよ。

 ブルー・スエードに生まれ変われとは、言わんから・・・・

 その茶色ではなぁ〜・・「赤」に塗り替えるけどそれでいいか?・・・


  「ハイ!かしこまりました。ご主人さま。」


  「なかなか、初(うぃ)やつよのぉ〜。さぁさ、もっと近うよれ!」


 安物の時代劇さながらのシーンに、想像を巡らせ・・・

 購入ボタンをクリック!!!

 
 メンズで「赤」のブーツ見たことないから、・・・

 (見たことない以前に、そんな売れやしないから

  ハナから作ってないでしょ!・・・)


 「赤」の革用染料で色替えしてみる。

 茶色の革の上に「赤」を塗ったら、

 赤く染まるのかやっぱり茶色のままか、

 そんなもんやってみないとわからへん。

 断行!!!もう誰にも止められへんぞ!!!

 早速、革用染料「赤」を購入。

  ※ここまでは、色替えする前の心のゆらぎです・


  ※これからは、色替えした後の心のゆらぎです。

 「アチゃぁ〜!最悪や!!!」



 ペンキ塗ったみたいになってしもたがなぁ〜。

 染料の液を振って使ったら空気の泡が残って、ブツブツだらけ・・・

 使用する前によく振って下さい書いてあるがな!


  ガクッ!


 落ち込むなぁ〜。なんじゃいなこのできは・・・・

 やめときゃよかった。




 ウェスタン・ブーツもここまでやられるとは、

 思ってなかったやろな。すまんのぉ〜!


 たしかにこんな赤いウェスタン・ブーツは見たことない。

 誰もほしいとは言わんやろ。

 革の色とは、思えない異様な“テカリ”・・・

 ワイルド感完全消滅。

 ブーツの品格木端微塵。

 うぅ〜ん、♪赤い靴はいてた♪・・・♪異人さんに連れられて♪・・・


 凹むわ。


 「赤」を2007年のラッキィ・カラーと信じて、春を待とう。


 

 「う〜ん・・はいたカンジもなんかへんやわ」・・・う・い・て・る。


 皆さん・・よくここまでつきあってていただきました。感謝!

 では、よい年をお迎えください!


手描き 桜×蓮の花


 花好きの男性。

 去年の7月に、桜を描かせてもらった。

 右足太腿の桜は、ピンク系に・左足裾の桜は、ブルー系。

 そして流水で構図のバランスをとる。・・・・こんな感じです。



 それから約1年半ぶりのご来店。

 なんとしても正月にはいてもらえるように年内お渡し!!!

 今回も花であるが、右足太腿は、やっぱり桜。

 前回同様の花の密度で色はピンク系。

 左足裾は、池に浮かんだ「蓮の花」

 そして池には、ひとつだけ浮かんだ桜の花びら。
 
 なんとデリケートなアイデアなんでしょう。



 こういうとこまでご希望があるのは、

 どう考えてもかなり検討に検討を重ねた(笑)ことがうかがえます。





 
 やっぱお客さんは、たいしたもんです。

 自分の自分らしさは、お客さん自身が一番知っているのです。

 あてがいぶちでないこと・・・そう思うからそうする。

 「手描き」だからこそお答えできると思っています。


 誰も気づかなくても、知る人ぞ知る。

 今は、それを知ってる私が、こうやってブログで

 お客さんの思いを代弁します。・・・・

 大きなお世話にならないようには、気をつけますが(笑)・・・

 でも言わんとわかりまへん!!!


 自分らしさを大事にしようとしている人に届けば・・・響けば・・・

 こんな喜び他にありません。

 
 話変わりますが、ミクシィで私の店を見つけていただいた方が、

 今日立ち寄ってくれました。

 まさに話に花が咲くという時間をもつことができました。

 年末でいろいろと忙しいなか、わざわざ時間をさいてもらって

 来ていただいてありがとうございました。



手描き 昇龍に水晶玉の家紋とユキヤナギ。

 
 ご夫婦でジーンズの手描きのオーダー。

 同じような色落ちのカップリング・ジーンズです。

 たまたま祇園の新橋通を通った

 ご主人に私の店を見つけていただきました。


 そしてご夫婦でジーンズご持参。実に嬉しいものです。


 ご主人は、昇龍にするか鳳凰にするかで迷っておられましたが、

 昇龍に水晶玉をもたせて、

 その水晶玉に、「丸に隅立て四つ目の目結いの家紋」を描く。




 「日本の家紋」という本を持っていますので、おまかせ下さい。



 お客さんのご要望があれば、手描きでできることは、

 すべてお答えいたしますので、何を描くかが決まれば、

 あとは、こうしたい!あぁしたい!を言ったもんがちです(笑)




 それが「お客さんの自分らしさ」ですよ。


 奥さんは、桜にしようか、どうしようかで、迷っておられました。

 誰でも最初はそうです。
 
 写真の中から目に止まったのが、ユキヤナギとうさぎの図案。



 うさぎのからだの一部が、ユキヤナギの花と同化させているものに、

 目が止まり「これッ!!!」・・・即決!


 バラ科の花で、白い小さな花が枝いっぱいについています。



 ユキヤナギの花言葉は、愛らしさ・懸命・殊勝・静かな思い・・・です。

 この図案は、全国で二人だけです。

 お客さんが描いたイラストがベースなんです。



 それにしてもこんなうさぎがいたら、楽しいですね(笑)

 メルヘンの世界です。



手描き テーマは「武士猿」


 祇園に来られ、ふと立ち寄っていただいたお客さん。

 ミクシィつながりでご連絡をいただいた。

 その後何を描くかずいぶんと検討されたご様子でした。

 そして「テーマ依頼は武士猿」・・・

 大原東野さんという人が描いた西遊記から

 「孫悟空」の図案をピックアップ。・・・・

 残念ながらPC画像では、シャレにならんくらい映りがよくない。

 線画のため立体感も表現しにくい・・・・

 かといってそれに代わるような孫悟空の図案は手元にない。

 鳥獣戯画の猿では、もうひとつ。

 うさぎやかえるがいないとどうもさまにならんわ。

 どんどんテーマからはなれてしまいます。・・・・

 
 うぅ〜ん〜ご依頼に添えないかもしれんかなぁと思いつつ、

 スカジャン柄のファイルをめくっていたら、・・・・・

 おぉ〜なんと「孫悟空」が出て来ました(笑)・・・

 これならいけるんちゃう?

 即決定!。

 前々から、スカジャンが好きなこともあり、

 スカジャンの刺繍柄を手描きしたらおもろいやろなと

 たくらんでいたのが功を奏した(笑)




 孫悟空を左膝下に描き、

 桜を右後ポケットから太腿横あたりまでにかけて散らす。



 如意棒に火炎があるのが、おもしろいかも・・・

 まず、お客さんのプランがあって始めて

 このジーンズへの手描きが実現したわけです。



 まさに「モンキィ・マジック(笑)」です。


手描き&ラインストーンでリメイク 年末エピソードの続編。


 12.16にブログに描いた続編。

 カップルでのご来店。

 男性のほうが、以前ご来店いただいており、

 ラインストーン好きの彼女ならば、

 たぶん気にいるはずの店やということを予測して、

 一緒にお越しいただいたご様子。

 店の場所が祇園のどこにあるかや商品を持ち込んでもらって、

 ラインストーンを接着するということまでの店のメニューが、

 お二人の間で、確固たる情報になっていなかった。

 わかっていれば持って来たかったとおっしゃっていただきましたが、

 わざわざ祇園まで、商品を持ち込むという動機づけが、

 私の店が未だ確立できていないことに起因している。
 
 お客さんに、その気になってもらう・・・

 商品を持っていこ!と心に決める“何か”・・

 その日の行動に組み込んでもらえるような“何か”・・・

 それが動機づけといえるものなのだか、

 具体的にそれが、“何なのか”というのは、

 私にも未だ解明できない。・・・・・


 こんなことを16日の感想として書いたその三日後、

 仕事帰りに、今度は、お二人商品ご持参でご来店。・・・・

 会社帰りというのを聞いて、たいへん嬉しかった。

 その日にお渡しできる分として、

 男性は、アディダスのデニムスニーカーの三本ラインに

 ラインストーンを接着。



 女性は、Gジャンの背中とフロント部分にラインストーンでアクセント。


 そしてお預かりしたのが、

 
 男性は、ジーンズに「抜染(描いた部分の色を抜く)昇龍」。





 昇龍の眼に、ラインストーンをつけたことは、言うまでもありません。

 
 女性が、ジーンズの後ポケットに、ラインストーン・モチーフ・・・





 色は、お客さんに選んでもらいましたから、

 100%オリジナルで、人とかぶることはありません。

 
 カップルのかたが、手描き&ラインストーンで、

 それぞれの“自分らしさ”にこだわってリメイクをする。

 お客さんが、リメイクしてみたいものを

 わざわざ持って来られる時・・あるいは・・

 送ってもらえた時、

 この店をやっていてよかったという気持ちが湧き上がってくる。


 お客さんのリメイクするためのジーンズをお預かりして始めて、

 入り口におけるお客さんとのコミュニケーョンが成立したことに

 他ならない。
 
 お客さんの“自分らしさ”づくりのサポート・スタッフとして、

 このご縁を大事にしたいと思う。


手描き 不思議なできごと。偶然にしては・・・

 
 先日、ご夫婦でジーンズの手描きのオーダーをもらったのですが、

 奥さんのほうが、桜にしようかどうしようかと迷っておられ、

 店にある写真サンプルをみて、

 「これ!にする!」と桜から変更になった図案がある。




 これは、お客さんの娘さんが描いたイラストに色づけした

 「ユキヤナギと体がユキヤナギになったウサギ」です。・・・


 昨年の今頃に、ご家族全員で手描きジーンズをはいて

 お正月旅行に行くので、描いて欲しいとの依頼でした。

   お父さん・・・建仁龍虎。

   お母さん・・・スノー・ドロップという花に、雪の結晶。

   娘1・・・ユキヤナギとうさぎ。

   娘2・・・ききょうに英語で花言葉。

   娘の彼氏・・・麻雀パイ(笑)。


 女性陣がはくジーンズに手描きするイラストは、

 娘2さんが描いたものです。



 今でも強烈に印象に残っています。


 その中の「ユキヤナギとうさぎ」が、

 奥さんの目に止まり是非描いてほしいということになりました。

 これは、かくかくしかじか・・・写真やイラストで説明しました。

 うさぎのからだとゆきやなぎが、

 合体している見るからに「カワイイ!」と思います。




 そして、今月29日にお渡しできるように、

 描き始める準備をしていた時に・・・・

 なんとイラストを描いた娘2さんが、突然店に来てくれたのです。

 びっくりしました。

 なんという偶然!。

 ご注文いただいたのは、お母さんですが、

 すべてメールでのやりとりなので、直接お会いしたことはありません。

 「○○の娘です」と名乗られたときには、

 こけそうになりました(笑)
 
 友達5〜6人で、冬休みで、岡山から京都に遊びに来たので、

 寄ってくれたのです。

 
 こんな偶然ってあるんでしょうか?・・・・

 娘2さんのお母さんにも、この偶然の話をすぐにメール入れました。


 他愛もない話なのですが、

 私にとっては、何か目に見えない赤い糸(笑)で

 結ばれているような気がした一日でした。

 これが“ご縁”があるということなんでしょうネ。



手描き ミリタリー・ジャケットに桜・リメイク


 桜がいたく、お気に入りの男性のお話

 一番最初は、ジーンズに桜の花を7枚。。。

 数量限定でのオーダーでした。

 ちょうどその時は、ご夫婦でのご来店。

 奥様のほうは、ご主人がジーンズに

 桜を手描きしようとしていることに、

 内心は・・・ええかげんにしときや・・モード(笑)

 ただならぬ空気もあってか、

 桜を遠慮気味に、派手にならないようにとのこと。

 
 後日お一人で来店。

 このミリタリー・ジャケットに桜を花丸と桜吹雪で、2ヶ所。









 
 この日は、少年のように目がキラキラしていた(笑)


  「奥さんから怒られませんか?(笑)」とあえて質問してみた。


  「わしの道楽やし、ええねん(笑)」


 描いてみると、この迷彩柄と桜のミスマッチもけっこういけるわ。

 お客さんも私も同じことを言い、

 同じように相槌を打っているのが妙に滑稽だった(笑)



 この桜花丸は、肩の部分と襟にもまたがって描いています。

 微妙な(笑)がわかりますか?



 帰りに「いずうの鯖寿司」を買って帰りたいとのことで、

 店までの行き道を尋ねられた。


 たしかに「いずうの鯖寿司」はうまい(笑)・・・


 奥さんにポイント・ゲットやなぁと思いながら、

 店を出られてものの10分もしないのに、また店に戻って来られた。
 

 「いやぁ、そこでばったり友達に会ってなぁ〜。

 この店のこと教えたろうと友達連れてきたんやぁ〜!」・・・

 お友達のかたも、自分の持ってるジーンズに

 手描きできるということに関心をもってもらったみたいや。

 「子供も喜ぶやろなぁ〜」
 

 「ところで、いずうの鯖寿司は?場所わかりましたか?」
 

 「これから行くからだいたいわかるわ!」
 

 「また。描きたいもんあるし、持ってくるわ!」


 奥さんに嫌われんようにたのんまっせ!(笑)と見送った。


手描き 葛飾北斎 夜鷹

 
 ミクシィからのお客さんのオーダー。

 東京からジーンズをご持参いただき、

 2泊3日間の京都小旅行の間に、

 なんとかこの「夜鷹」を東京にお供できるようにと段取りし、



 なんとか間に合い、お帰りにお渡しすることができた。

 1ヶ月ほど前から、京都に来られるとの連絡をいただき、

 年を越してお渡しすることがないようにしようと

 確信的に3日で仕上げた。


 「ホッ!」・・スピードが大事な時もあることを自分に課し、

 描き終えたときの安堵感・・・・。


 葛飾北斎が描いた「夜鷹」です。



 手拭いを頭にかぶり、傘を小脇に抱えた後姿が艶っぽい。

 北斎壮年期の作品。

 夕暮れに、柳下で客を待つ夜鷹であるが、

 この女性は、一体どんな容姿をしているのだろう?と

 気ががりにさせられるのは、私だけじゃありませんよネ(笑)



 写真は、祇園新橋の柳です。





 夕暮れ時に、こんな人いないかな?(笑)柳を見るたびにそう思います。


手描きリメイク 私物のヒップ・バッグ


 よく行く古着屋で見つけた革のショルダー・バッグ。

 たぶんレディスもん。

 縦20センチ×横32センチ×入れるとこが3連になっている。

 なんか気になってしまって・・・・

 男がそのまま使うには、チョとへんやしなぁ〜。

 大きさも小さいし、ショルダーも細い。

 なんか買って利用したいけども、どうしよッ?って心がざわめく。
 

 この際や、安いし買ってあとから考えようっと。・・・・

 (ほんまに買うかぁ〜)


 そこに神の啓示!!!ショルダー短くして、

 ベルトに通せるようにしたら、ヒップ・バッグで使えるがな。

 そして革に手描きしよッ!






 バッグの修理屋さんをネットで探して・・・・持って行った。

 全国の有名百貨店にあるミスドに似た名前のとこ。
 

 「ショルダーを短くして、両サイドを2ヶ所ベルト・ループにして、

 こことここを縫製してぇな。なんぼくらいかかる?」・・・
 
 すると職人さんらしき人は、大きなファイルとにらめっこしながら、

 「カットが○ヶ所。縫製が、えぇ〜○ヶ所なんで、

 合計すると・・・・電卓で計算しながら、

 10,000円ほどにかかりますが・・・・」

 
   「んん?・・・10,000円!!??」


 「なんで10,000円もかかんねん?

 ついてるショルダー・ベルト切って、縫製するだけで、

 そんな金額になんねん?

 常識ちゅうもんがあるやろ!!!・・・・

 見積もりをするんやったら、現物みてやらんかい!・・・

 あんたんとこの見積もりは、本みてすんのかぁ?」

 
 あまりの金額と見積もりのしかたに、私は、ブチ切れてしまいました。


   「もうええ!」

 
 せっかく買って、リメイクしようと思った気持ちに、

 冷や水思いっきりかけられたみたいでした。

 次の日、家の近所のホームセンターに持っていって

 同じリクエストしたら、1680円でした。

 しかもその日の仕上がりです。
 

 あまりのギャップにあきれてしまった私は、

 ミスドに似た名前のとこに、苦情のメールを送信しました。
 

 お客さんのバッグや靴を修理・加工することにより

 「ものを大事に使う」ということに、会社の生業があるはず。・・・

 そのために、「なくてはならない会社」であり続けることを

 よく考えてほしい・・・・

 創業者の気持ちになって何事も対応してほしい・・・と
 
 今回の修理の見積もりにあたっては、義憤を感じる

 10,000円と1,680円の見積もり差は、

 一体何なんやということです。・・・てな内容です。
 

 早速、翌日には、責任者を名乗るかたから、電話があり、

 お詫びと再見積もりの申し出がありましたが、お断りしました。
 
 そして、このリメイク・ヒップ・バッグに

 何を革に手描きするか・・・・


 来年もたくさんの幸せが集まりますようにと



 「五福駢臻」の開運箱に使っている図案に決定。




手描き お客さんの正月準備完了!!!

 
 LEVIS505のスキニー版(笑)に月に吼える竹林の虎・・・

 横から見えるようにとのオーダー。

 まぁこのLEVIS505の商品手配と裾巾ツメには、

 いろいろエピソードがありました。

 ジーンズ店の裾丈直しと裾巾ツメの修理加工について、

 多くのことを学びました。

  12.19裾直し前

  (少々ムカつきながら撮ったので、うまく撮れていませんです。)



  12.20裾直し後

  (股下を68センチ・裾巾を16センチに直したあとです。)




  12.21手描き後

  (月に吼える竹林の虎を左脚サイドに手描きしました。)





 
 私は、お客さんのジーンズを手描きリメイク加工を

 看板にしていることもあって、

 それはまぁ十人十色のお客さんのジーンズに毎日、向かい合っています。

 お客さんが、手描きしようと思い立ってくれたジーンズ・・・

 選ばれし(笑)ジーンズ達です。

 お客さんの体型・日常の動きにそってそれぞれに形づくられたものです。


 つまりはきこむことにより、からだになじむということです。

 日々の生活のスタイルや習慣が現われるわけです。

 その上に手描きによってリメイクする。

 着古すジーンズの味わいと手描きの味わいのコラボレーションです。

 
 せっかく手描きするならば、新しいジーンズを買ってから、

 それに手描きをするというお客さんもいらっしゃいます。

 もちろんあらかじめ手描きされたジーンズを

 お買い求めになられるかたもあります。


 私は、よく思いますが、

 あらかじめ手描きされたジーンズは、

 何かを妥協しなければならないリスクがあること。

 つまり、ジーンズそのものに対する好み・・・

 人それぞれいろいろありますよね。

 そして手描きされたいろいろな図案・・・

 色味や描かれた位置・大きさ・・・キリがありません。

 そして価格・・・

 あなたは、何を優先しますか?

 何を妥協することによって、「よっしゃ〜!買っとこ!」となりますか?

  
   「ここがもう少し・・こうなってれば・・・・」

   「ここに描いてくれてれば・・・・」

   「ここには、いらんのやけどなぁ〜」


 そうした心のつぶやきを

 グッと飲み込んでおられることもありますよネ(笑)

 もちろん自分が探し求めていたものズバリを

 見つけたというかたもいらっしゃるはずです。


 ジーンズ選びと描かれた図案選びを同時に行うわけですから、

 すべて二重丸とは、なりにくいですよネ。


 そんな時は、妥協するのではなく、

 HP・・http://www.dottailor.net  をご覧になって

 じっくりご検討下さい。


 かくして、ジーンズ手配から、お直しそして、手描きまで・・・



 36インチのスキニータイプのジーンズに生まれ変わり、

 お気に入りジーンズに手描きが完成しました。


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