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  • 2011.04.19 Tuesday
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手描き加工の贈り物 桜・蝶・・・・検ジーンズ・リメイク・和・和柄


 彼から彼女へのこういう贈り物のしかたがあったとは

 夢にも思わなかった。


 連絡をもらったのは、彼からでした。

 ジーンズに漂白剤をこぼしてしまって、色が変わってしまい、

 これを手描きでなんとかならないという内容でした。・・・・

 ジーンズはハーフパンツにカットして送るとのことでした。

 彼からの図案のリクエストは“桜”です。
 

 送られてきたハーフ・パンツになったジーンズに

 手紙が添えられていました。


 これ実は、彼女のジーンズだったのです。

 手紙には、彼女に私から直接連絡をとって

 詳細を確認してほしいと書かれてありました。


 きっと彼女のお気に入りのジーンズでもあり、

 大事にしている思いがつまったジーンズということが

 現物をみて伝わってきました。




 

 ホワイト・ジーンズに漂白剤をこぼしたとこが、

 ピンクに変色しています。

 左脚太腿から裏側にも・・・・そして右後ポケットにもです。・・・・










 この部分に桜を描き、蝶を2匹そして花びらを散らしています。

 しみがなくなった・見えなくなったわけではありませんが、

 無意識に目線がしみに行きがちなのを

 桜・蝶にいくようにしているわけです。

 桜もあえて淡いピンクや白・・・

 そして一部をブルーにしているので、

 目線が分散されると思います。




 

 しみを隠すというよりは、しみに集中してしまう目線を

 いかにあちこちに散らすことですね。

 これでしみを気にせずにはいてもらえるようになれば

 描いた甲斐があります。


 漂白剤をこぼしてできた

 まさに偶然から生まれた図案と言えますね。


 こういう形での贈り物があることを学びました。

 モノを大事ににするってすばらしいことですね。

 このジーンズを手描きリメイクしようとした

 彼の優しさが表われです。


 私もいい仕事をさせてもらったなんか満足感で一杯です。


 でも、いくら気にいったからといって

 また漂白剤をこぼさんといて下さいね(笑)


手描き 薊(あざみ)とほおづき・・・検リメイク・ジーンズ・和・手描き


 初秋の花から何か選んで描いてほしいと電話で依頼。・・・・

 電話の主は、昨年11月より

 1.乱菊



 2.椿・梅そしてぼたん雪



 3.芍薬に蝶そしてアヤメ



 4.紫陽花に藤 ・・・・を描かせてもらったお客さん。




 春夏秋冬一通りその時期にはき分けておられます。


 猛暑が続いたせいなんでしょうか?・・・

 初秋のリクエストが5本目となりました。


 ここまで花シリーズでしかも男性に

 オーダーをいただけるなんて想像もしていませんでした。


 花の命は短いですが、こうして四季の花を手描きした

 ジーンズたちに囲まれるのもいいですね(笑)


 五本目ともなると何を描いたらいいか、

 ますます難しくなってくる。

 その前に初秋の花たちのことを

 あれこれ下調べも必要ですね。
 

 そうして決定したのが、「薊(あざみ)とほおづき」です。





 薊は北斎の「百舌(もず)小薊」から一部抜粋。





 ほおづきは写真集からこれも一部抜粋です。









 夏の終わり秋の気配が伝わってくるでしょうかね?(笑)


手描き カルテット鍾馗三代目・・・・検ジーンズ・リメイク・手描き


 北斎鍾馗の追加受注。







 このジーンズはオーストラリアで販売されています。

 外人さんは・・・オーストラリアでは内地のかたですがね(笑)・・・

 赤が好きなんでしょうね。

 日本人は渋いモノトーン系を好むように思います。










 同じ図案でもどの色味にするかでまた雰囲気も変われば、

 ジーンズ本体の色もいろいろあるので、

 いろんなバージョンの鍾馗ができることになります。


 

 4本の受注をいただいたのですが、

 サイズによって大きさも変更しています。

 印刷でと違って、一枚一枚手描きをするので、

 そっくり同じように描くというのはけっこう難しい。


 カルテットの北斎鍾馗ですが、・・・・・

 音楽にいう呼び方が気になったので調べてみました。

  ソロ

  デュオ

  トリオ

  カルテット

  クインテット

  シクステット

  セブンステット・・・・10まであるようです。

 10を超えたら何というんでしょう?

 オーケストラなんですかね?(笑)


 受注としては、これで3度目なのですが、

 どのように違っているか比較してみましょう。



  元絵・・・・
 背景のせいかずいぶん明るいですね。




  初代・・・
 今こうして見ると、赤いというより、オレンジに近いかな。




  二代目
 黒を入れたんで、重厚になりました。




  三代目
 足元が黒の分量が多いんで、さらにずっしりになりました。


 同じように描いているつもりでも、けっこう違うものです。



京都デザイン・インキュベーション施設への入店にあたって・・・


 「京都府・NTT都市開発株式会社・株式会社親風社中が連携し、

 自らのデザインプロデュースやコーディネートにより、

 新たなデザイナーブランドの事業を展開して

 起業しようとするデザイナー起業家等に対し、

 新風館3階スペースをインキュベート施設(売り場)として

 提供することにより、デザイナー及び起業家の独立・起業を促進し、

 その事業化を支援します。」・・・・の審査に合格した。


 本年10月1日より、京都烏丸・新風館にて営業を開始します。


 できるだけ早めにお知らせもし、

 進行状況などブログ&ミクシィに公開していくようにします。


 デザイナー起業家が京都のものづくり企業・職人等と連携し、

 京都素材の市場開拓を図り、

 自立・創業する機会を提供することにより、

 京都から新しい生活提案として

 「京都スタイル」ブランドの確立を図ることを目的としています。


 お客さんのジーンズに彩色・抜染技術を使った

 加工・サービスを知ってもらい、

 オリジナル・ジーンズづくりにお役に立ちたいからです。
 

 あらかじめ手描きされたジーンズの中から選ぶ以外に、

 自分のお気に入りのジーンズに手描きできるという

 もうひとつの選択肢をお客さんに提供いたします。
 

 もちろんラインストーンの接着加工も引き続きやっていきます。


 どのような店構え・・・といっても7坪ほどですが、

 これから店づくりをどうしていくか考えていきます。

 けっこうバタバタですが・・・


 現在の祇園の店は、移転する予定です。

 3年半ほどここ祇園でやってきましたが、

 何分二件をおもりするのは、経営的に無理が生じてしまうので、

 残念なのですが・・・・


 心機一転また原点に立ち返ってやってみようと

 決断いたしました。


 「高齢者にラスト・チャンスを!」というのが

 審査にあたった私の切なるメーッセージです(笑)
 

 9月までは、ここ祇園での通常の営業となります。


 新風館は、ここから歩いて約20分の場所にあり、

 飲食店やアパレル店舗30店ほどの商業施設です。

 中庭が魅力的でもあります。


  http://www.shin-puh-kan.com/


 大正時代に建てられた元電電公社の古いビルの外壁を

 残した外観と一歩中に入った空間づくりは、

 京都烏丸のランドマークと言えます。






 

 京都駅から地下鉄の御池駅下車1分。

 五条→四条→御池の三つ目です。

 阪急ならば、烏丸駅下車徒歩5〜6分です。

 
 HPも一部リニュアルいたしますので、

 今後ともよろしゅうおたのもうします。




サバイバル・ジャケットと訃報連絡・・そして合格内定。


 昨日、お通夜で今日が告別式。・・・・・

 サラリーマン時代の先輩が亡くなられた。

 いまだに信じられないし、残念でならない。

 快方に向かわれていると聞いていただけに、

 突然の連絡にことばも出なかった。


 若いよ!早すぎまっせ!!!・・・・

 たった58年と5ヶ月じゃないですか。


 25日(土)よく古着屋から連絡があり

 秋冬物20%OFFの連絡があったので、

 行ってみるとラベルがついままの

 サバイバル・ジャケットがあり、取り置きを頼んだ。







 いつもなら翌日に金を払いに取りに行くんだが、

 この商品にかぎって、なぜかその日の19時ごろに

 店を閉めて取りにいった。


 そして店に戻ったところ、携帯に連絡が入り、

 ○氏が亡くなられました・・・・との内容・・・


 昭和50年の新入社員時より、今日まで、

 いろんな部署で仕事する機会が一番多かった先輩だった。

 20代・30代・40台それぞれの時に、

 同じ目標に向かって歩んできた。

 50代は、一回しかない自分の人生を自分で切り拓くために、

 退職を申し出た時の上司でもあった。・・・・

 にもかかわらず、年に1〜2回は、

 当時のメンバーと旧交を温める場を

 意識してつくってくれたりもした。・・・


 突然の病に伏したのを耳にしたのが、昨年の11月。・・・・

 いつも2〜3ヶ月に一度は、連絡をくれたり、

 こちらから連絡もした。・・・・

 えらいご無沙汰やなと思って連絡をしたら、

 入院療養とのことだった。・・・


 故人にとってのこの1年間と私のこの1年間は、

 一体どんな意味があったんだろうか。

 あるいは、病に倒れた故人が、私に暗示しているものは

 何なのかをこの通夜から告別式までのあいだ考えてみた。・・・・


 ”サバイバル”がキィワードに思えた。



 “俺はここで終えるけども、おまえは生き残れ!”・・・


 昨日には、応募していた

 「京都デザイン・インキュベーション」への入店審査の

 合格内定連絡も重なった。・・・・

 この情報を持ってお見舞いをかねて伺おうと

 考えていたのですが、間に合いませんでした。
 

 手元に残ったサバイバル・ジャケット・・・・


 ネットで調べてみると、スウェーデンの

 「フェールラーベン」というアウトドア・ブランドだった。

 ・・・「挑むのではなく、自然と調和するライフスタイル」です。

 ストレスを感じる事が多い現在にあって、

 自然と調和することで自分らしさを取り戻すライフスタイル・・・

 と書いてあった。・・・
 
 
 挑むのではなく社会と調和して、

 また心あらたに専心してみます。


 ありがとうございました。

 さようなら!

 そして耐えがたい痛みと死への不安からも解放されて、

 天国でゆっくりと休んでください・・・・


それぞれの信三郎・一澤帆布にそれぞれの工夫。・・・・・検ラインストーン&手描きリメイク


 お母さんと娘さん二人の三人連れのお客さん。

 京都観光と買い物でしょうか・・・・

 皆さん信三郎帆布の真新しい袋を持たれている。

 あいかわらずの信三郎帆布の人気です。

 まさか買いたてほやほやのものに、

 手描き&リメイクのオーダーなんてなかろうと思っていたら・・・・

 ありました(笑)・・・・




 使って生地が柔らかくなってからでなくて

 いいのかなぁ〜とかえって気を遣ってしまいました。

 無地でシンプルで丈夫な帆布商品を

 わざわざ京都まで買いに来られているかたが

 たくさんおられます。


 それはもう行列のできるお店ですから・・・


 すごい!のひとことです。

 知恩院そばの一澤帆布と信三郎帆布です。

 そこから歩いて10分くらいのところに私の店があります。・・・・

 それが、ラインストーン&手描きをするために

 私のところへもわざわざお立ち寄りいただきました。・・・・







 それぞれのアイデアを自分スタイルに

 カスタマイズするのが京都旅行の一部になっていたのです。

 
 そういった“わざわざ”に頭が下がります。

 夏の陽射しもきつい中、心から感謝いたします。
 
 

 お姉ちゃんのトートです。









 変形ハートを横向きにそして、

 バッグ上辺裏表にライン・ストンを線上に接着。

 

 妹さんのトートです。







 桜と花びらをグラデーションにして

 動きが感じられるように・・・そしてイニシャル。

 

 お母さんのブック・カバーです。







 桜の手描きとグラデーション・ハートの真ん中にイニシャルです。



 手描き&リメイクをしている間に、

 錦市場に行かれました。

 なんのおみやげを買われたんでしょうね(笑)・・・・

 
 いい思い出になるといいですね。



 そしてまた明日からは、普段の生活に戻る。

 夏バテしないようにして下さいね!



手描き 抜染 狩野探幽の昇龍・降龍・・・検ジーンズ・リメイク・和柄


 日光東照宮陽明門内部の天井に描かれた

 “八方睨みの昇龍・四方睨みの降龍”を抜染したものです。





 狩野探幽の作品です。

 龍の追っかけをしていたら、

 京都から一足飛びに栃木県日光へ来てしまいました・・・・(汗)

 でも行ったことはありません(笑)・・・・・






 見たことないものを見よう見真似で描いておりますので、

 何や間違いがありましたらご容赦下さい!


 みやびの「日光東照宮」と

 わび・さびの「桂離宮」と称せられるそうです。









 日光は江戸のほぼ真北にあり、陽明門は真南を向いていいます。

 北天は宇宙の中心であり、不動の北極星を中心に

 星々が規則正しく運行する。

 江戸から見ればその要の位置に日光があることから、

 家康は江戸と北極星を結ぶ宇宙の中心軸に

 祀られることによって、日本の平和の守り神になろうと

 したとのことです。・・・・三代将軍家光はできた孫ですね。
 

 気持ちだけでもそれに少しでもちかづこうと

 ジーンズの後ポケットには、



 家紋・・・・父方の“桔梗紋”と



 母方の“鷹の羽紋”です。・・・・




 でも実は“鷹の羽紋”は、間違っているようです(笑)・・・

 墓に彫ってあるものをデジカメで撮ってきたものなんですですが・・・


 調べてみるとこんなんあれへん!・・・・

 家に電話したら・・・

 “やっぱ間違ごうとったね。・・・

  爺ちゃんは、次男やけん、これでもよかろうもん!”・・・・


 あっそう!(苦笑)


 東照宮で最も有名な「見ざる・言わざる・聞かざる」の

 三猿の彫刻は、猿の一生をもって

 人間の生涯を風刺した物語となっているのですが、

 こんなん持っています。

 これって今日の日のために初めて役にたったなぁ〜


 

 “見る猿”“言う猿”聞く猿“です。(笑)・・・・

 しょうもないもん大好きです!


手描き 抜染 龍に家紋・・・・検リメイク・手描き抜染・ジーンズ


 何と呼んだらいいんだろうか?・・・この正面顔の龍。

  “やいやい!・・この桔梗の紋が見えねえか!”




 ぅ〜ん・・・やっぱ黄門さまにはなれないね・・・

 葵の御紋じゃないとなぁ〜(笑)


 爪が4本だから韓国の龍だね。・・・アニョンハセヨ〜(笑)






 LEVIS 507XXセカンド復刻のGジャンの

 背中いっぱいにガツンと描いてみた。

 殊玉には、私の家紋“桔梗”です。





 もう少し大きく描いたほうがよかったかもしれないなぁ〜・・・・


 龍の抜染バリエーションを増やしていっているので、

 天龍寺雲龍・妙心寺雲龍・・・・オリジナル昇龍がふたつに・・・

 この家紋の龍。・・・・

 次には、日光東照宮の昇龍・降龍・・・・

 竜安寺雲龍他・・・禅寺には龍がいろいろあるなど、

 まだまだ探し出して描いてみたいのがあれこれ控えている。


 私が辰年ということもあって、

 龍本をいろいろ探しまくっているものの

 これっというのになかなか出会うことがない。



 

 ジーンズやジーンズに手描きで彩色・抜染するのに

 そった構図の龍・・・・

 一目みてビビっとくるものはなかなかお目にかかれないなぁ〜・・・



EVIS大黒・・・阿吽の金剛力士の沖縄ツアー・・検リメイク・手描き・和


 本日より、沖縄です!・・・・・

 私ではなくって、このEVIS大黒の

 ハーフ・パンツに手描き・抜染した阿吽の金剛力士像です(笑)・・・・







 
 向かって左が、蜜迹(みっしゃ)金剛像。

 右が那羅延堅固(ならえんけんご)像です。






 蓮華王院三十三間堂に祀られています。

 風神雷神像もここにあるんですよ。

 鎌倉時代の彫像です。

 1月成人の日の通し矢はここで行われています。






 手描きだけに時間がかかり、とても沖縄には、

 間に合わないだろうと思われていたのでしょうか。

 そんなに遠慮なさらずに、こればっかりは、

 言ってみるもんです。
 

 お盆明けにこの商品を送ってこられ・・・・

 ハーフ・パンツなだけに、はく期間が短いなぁ・・・なんてことが、

 ふっと頭をかすめた。


 加工賃の振込みの話を電話中で話していた際に、

 なんと沖縄に行かれることがわかった!・・・・

 そりゃ間に合わせるように描くっきゃないでしょ!!!・・・・






 ご職業を伺ってみると、“花火師”・・・・

 やっと夏の仕事が終わったばっかりの時じゃないですかぁ〜・・・・

 それでご家族で沖縄旅行になったんや。

 そんなこれからが夏休み本番じゃないですかぁ〜!・・・・

 終わりじゃなく始まりですよ。

 それまでは、みんなが夏休みの時に、

 花火で楽しませてもらったわけで、

 今度はご自分が楽しむ番ですよ。


 ハーフ・パンツ置いてきぼりはないっしょ!・・・・

 必ず描きあげますから、絶対に沖縄に連れて行ってやって下さいと

 こちらからお願いした(笑)




 19日にこのハーフ・パンツ受け取って21日に発送。・・・・

 綱渡りだったが間に合った。・・・・

 えかった!えかった!・・・


 今頃は、沖縄や。

 この阿吽の金剛力士も陽に焼けて帰ってくることでしょう。

 もともと裸に近いから夏向きやね(笑)・・・

 それにしても、えぇからだしとんなぁ〜!


 お客さんの行動予定がわかると

 自分のなすべき優先することが、

 こんなにクリアになるものかとモチベーションも一層高まる。・・・・・


 こうして日記を書くのも楽しくなってきまっせ!(笑)



手描き 抜染 妙心寺の雲龍図といえば・・・・検ジーンズ・リメイク・和柄


 知りませんでした・・・

 07夏.JR東海「そうだ 京都 行こう」の

 キャンペーン・ポスターになっていたんですね。




 京都にいるとかえって気づかないものなんですかね。

 京都に来られるかたが知っていて、

 京都にいるほうが知らないことって

 たくさんあるってことですね。

 京都検定など京都好きなかたのほうが、

 京都通への近道かもしれません。



 ”同じように驚いて 同じところでうなづいて

 そうして この夏 家族になっていく。”


 というコピーもなかなかいいじゃありませんか!


 狩野探幽が8年ががりで描いたという妙心寺の八方睨みの龍。



 こんなエピソードもあります。

 「雲龍図」が完成した日。

 妙心寺から贈られた謝礼は「白銀200枚、酒10樽」。

 探幽は「薄少なり(少ない)」と受けとりません。

 困った妙心寺は、あらためて「白銀2000枚」を贈ります。

 「よろしかろう(いいだろう)」と

 探幽は、出された謝礼には目もくれず、

 すべてを寄付し、呆気にとられる僧の前を

 大笑いして去っていったといいます。

  (白銀200枚=現在の紙幣価値は約3000万円!)・・・・


 こういう話を聞いたりすると俄然がんばって

 描いてみたくなるんだよね。





 自分が知ったことを多くのかたにも知ってほしいし、

 そんな背景を少しだけでも知って、

 京都に行く・妙心寺に赴くのもよし。・・・・

 ついでに私のとこへお立ち寄りいただければ、なおよし(笑)





 行くのめんどうだから、忙しくて行けないんで、

 手描きで辛抱しとこかぁ〜・・・それもまいっか!(爆笑)






 ちなみに計算してみました。

 8年で3000万円・・・ということは、

 時給換算するとですね・・・・

 1日24時間×365日×8=70,080時間。

 3,000万円÷70,080時間≒428円。

 1日8時間寝て、16時間がんばったとしても、

 @642円です。


 割りのいい仕事ではなかったようですね(笑)

注:計算違いをしていました。白銀2000枚ですから

3億円です。

ということは、642円ではなく6,420円でした。


 以前に描いた彩色の妙心寺雲龍です。



 ワーク・ジャケット



 ミリタリー・ジャケット



 ヒッコリー・ジャケット


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